役小角について知っていく2

 日本霊異記を少し読んでみた。この物語には、因果応報に関係してくるような話が多いように感じた。良いことをすれば良いことが帰ってくる。悪いことをすれば悪いことが帰ってくる。実際に、蟹を大切にしていたら後に、蟹が主人公を助ける話などがあった。

 そんな日本霊異記に、役優婆塞(役小角)が出てくることを読んでいて初めて知った。なんと、葛城山ともう一つの山(名前が何か忘れました)に、橋を架けるということをやっていて印象に残っています。他にも水の上を歩く場面や、罰を与えられて伊豆のほうに流されるなど。様々な出来事に役小角は遭遇していきます。

 橋を作るのは一体、何が目的なのだろうと色んな想像をしつつ、読み終えました。結界を作るためなのか。皆で橋を歩いたら楽しいと思ったから作ろうと思ったのか。色々と考えてしまいます。それでも、不思議と役小角の謎が生み出す魅力をもっと知っていきたいと思う今日この頃です。

役小角について知っていく

 御魂の恩顧(みたまのふゆ)という言葉を聞いたことがある。これまでに経験してきた出来事の中にはマイナスなことからプラスなことまで。これらの多くのことは、成長の糧につながっていく。精神的な成長に。そして、魂の成長へと向かう。そういう意味があるという、みたまのふゆ。

 

 何の縁があってこうなったのかは分からないが、最近、頭の中が、役小角のことで一杯である。空を自由に歩いたり、水面を歩いたりと。摩訶不思議、ミステリー、オカルト、魔法。それとも本当にあった話?

 

 役小角について、ただ知りたいと思った。どんな存在だったのか。少しずつ知っていこうと思う。