創作について考えてみる~短考閑話~

 何かを創る、特に、物語を作る時。この時の感情、それはきっとワクワク感ではないでしょうか。自分の物語が頭の中で次々と展開されていくとき。こういう展開描いてみたい、ここで、こんなBGMが流れているような逆転モードが起こって・・・

 

 創作において大事なのは、このワクワク感が一つあるのではと思う、今日この頃です。

創作について考えてみる~一つの分野を掘り下げて夢中になっていく~

 創作する上で、必要となってくるもの。それはこれまで知ってきた知識量、経験値、閃き、創作活動を日ごろから維持していくことなど。あらゆることが大切になってくる。

 

 その中でも特に大事になるのは、

 

   得意分野を一つ身につけてみる。

 

 よく、何かのものを作り上げることや、知識を身につけるために、あらゆるものを幅広く知ることが大切だという教えを耳にすることが多い世の中な気がします。もちろん、それも大切なことだと思います。

 

 仮にそれを続ければ様々なものを知ることになるとは思いますが、何かピカイチ、一つの極めた光る技術、知恵ができるのが遅くなるかもしれません。

 しかし、何か一つ極めてみると新たな世界が見えてくるのではないかと思います。

例えば、

  • 体の筋肉の仕組みについて沢山勉強する。
  • 古代史について、関連する本を読んでいく。
  • 毎日四コマを5つ描いていく。

 欲と理想を言えば、自分が本当に望んでいることかつ、周りにいる人たちも元気になるような、わくわくするようなことを極めていくこと。また、より具体的に分野を絞ったものであることが重要になると思います。

  • 体の筋肉の仕組み→特に足首辺りの筋肉について、誰よりも語れる知識を身につける。
  • 古代史の中の、石について勉強していく。
  • ほのぼの系で、癒されるような四コマを毎日5つ描く。

 

 このように具体的に自分が何を今、本当に何に取り組みたいのかをゆっくりと考えて、取り組むといいのかもしれません。

 

 また、取り組んでいることそのものに夢中になることも重要だという話を聞いたことがあります。その状態は好きなことをやっているときに現れるゾーンのような、ものすごい集中力がある状態らしいです。

 

 この状態に至るには、リラックスしていて、希望にあふれる穏やか笑顔になることが大切なのではないかと思います。笑顔は、セロトニンという幸せホルモンを作り出すということなので、笑顔をおすすめします。

 

 大げさに笑顔になるのもありだと思いますが、個人的には、穏やかで落ち着いた笑顔(口角をほんの少し上げるようなイメージ)を少し意識して見るのがいいのではないかと思っています。

 

 一つのことにこだわって、集中して取り組むことはとても大事なことだと思う今日この頃です。

本と辞典とシンクロニシティ~創作思考~

 

 漫画や小説、音楽やアイディアをつくりだす上で重要なのは何か? 人生における様々な体験(旅、修行、勉強、遊び)や、誰かとの会話などをベースにすることでしょうか。読書などの活字に触れることも大事そうです。

 

 今回のテーマは本と辞典とシンクロニシティです。読書と創作をすることについて、シンクロニシティを交えつつ考えつつ、書いていきたいと思います。

 

 シンクロニシティと聞くと、偶然の一致や共時性、同時性などの言葉が浮かび上がってきます。無意識には不思議な力があるなど、スピリチュアルの雰囲気を感じさせる言葉だと感じます。

 

 シンクロニシティと読書の関係を私はこう考えます。

 

 読書=シンクロニシティの道を見つけ出す力を養う

 

 シンクロニシティは、ふと頭の中で考えた事が、偶然にも目の前に現れる。もしくは、関連する何らかの出来事が起こるなど。色々とあると思います。

 例えば、

  • 鳥のことを考えていたら、川の水に足をつける白い鳥をたまたま目にしたり。
  • 帰り道の最中、444や777などのゾロ目の番号を持つ奇跡の車と出会った後に、家に着いた時刻が午後の4時44分だったり。
  • ふと、カレーのことを考えていたら、知り合いの家がカレーだったりなど。

 でも、これは必ずしも偶然と言い切れるのでしょうか。仮に、鳥のことも考えず、444や777の数字を見ても何も感じず、カレーのことも考えていなければ、前述の出来事に気づかずに通り過ぎてしまうことがあるかもしれません。

 

 つまり、何かを思う(思考、考え、想像、理想)というその力が、認識の在り方に何らかの影響を与えていると思うのです。

 

 読書は読んでいる最中に知らない言葉との出会いがあります。もちろん推測しつつ読んでいくこともありますが、ふと、この言葉の意味を知りたいな。どうしてもこの言葉だけは知りたいという存在に出会ったら、辞典を使うときもあると思います。

 

 そして辞典は、言語界におけるシンクロニシティの宝庫ではないか思うのです。考え、疑問に感じたことの回答が、辞典という世界において示されていく。また、読んでは、回答を示され、言葉を知っていく。

 

 ふと思ったこと、感じたことがあり、辞典を開けば意義を見せてくれるという、この一連の流れは、シンクロニシティという現象を読書で引き起こしているのと共通する部分があるのではないかと思います。

 

 そう考えてみると、読書をたくさんすれば、シンクロニシティを見つける力が身についていき、よりよい道を歩くことになるのかもしれません。

 

 そうすれば、創作活動においても役に立つことがきっと多くあると思います。また、漫画や音楽、小説やアイディア、絵本など。創作物には形、大きさ内容は違えど、様々なものがあります。ですが、創作物にはどれも、軸、土台、中心となるものが潜んでいると思います。その、存在は物語ではないかと思うのです。

 様々な物語に触れていくにつれて、自分は一体どんな物語を作りたいのか、どんな絵本を描きたいのか。どんな椅子を作り出したいのかなどの、ヒントや閃きがふと起こるかもしれません。

 

 そう考えてみると、日常生活において読書習慣を身につけていきたいなと、なんとなく思う今日この頃です。

 

 

お風呂からも学ぶ創作論~コツコツパート2~

 目の前に、44度を超える少し熱いお風呂があると想像してみます。そのお湯をたっぷりと手桶に入れて体に当てます。

  

 あつい!!

 

 では次に、ほんの少しのお湯が入った手桶を想像してみましょう。水量のイメージとしては、ペットボトルの蓋に入るくらいの水量でしょうか。それを、パシャっと軽く体に当ててみます。44度を超えた熱いものではありますが、ほんの少ししか入っていないため、「あつい!!」とは思いつつも、「あれ? 意外といけるかも!?」と感じてきます。

 これを何回か繰り返していくと、体が徐々に慣れていきます。

 

 これは、何かを成し遂げるうえで大切なことにつながるのではないかと考えます。

つまり、

熱いお湯(44度)=壁、課題、問題、輝く道への階段

というものに対して、

少しのお湯=熱いお湯を浴びるための方法

というアイディアを導くことで、回答を得る。

 

 これ以外にも、様々なシチュエーションがあると思います。その時に、このお風呂のことを思い出して、何かできることはないか、考えてみるのもありなのでは思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

コツコツの大切さ

 どんな分野においても、コツコツと取り組むことは大切な事ではないかと思う。もちろん、根底には本気で望んでいること(欲をいえば、望むことで周りにも元気を与えるような物事)が理想である。

 

  • ピアノを上達して、あの好きな曲を弾きたい
  • 素晴らしい料理スキルを身につけて、おいしい感動的なミラクル料理が作りたい
  • 運動して、健康な体を維持していきたい

 

 色々とあると思います。例えばピアノで、素晴らしくて難しい曲をいきなり挑戦する時、とてもしんどいことだと思います(難なく、成し遂げてしまう凄い人ももちろんいるかもしれません)。

 

 どうすればいいのでしょうか?

 この時、考えます。(~ここから先は私の考えになります~)

 

 ご飯が炊けた時、しゃもじで混ぜます。しゃもじでご飯の白き表面世界に、しゃもじが貫くとき、皆さんはどこまでしゃもじを貫いていきますか?

 

 しゃもじが炊飯器の底へとつくまで、入れていく。これを選択した時、貫いたぶんだけ、混ぜるときの労働力(手にかかる負担)が大きいと思います。

 

 反対に、しゃもじをわずかに、数センチほどご飯に入れて混ぜるとどうなるか。

 

 

 こ……これは!!!

 

 混ぜるのがとても、楽になるのではないでしょうか。この作業を数回繰り返せば、ご飯もだんだん混ぜやすい状態になってきて、実に良いことではないかと私は思います。この時、ゆっくりと混ぜることができることも、ポイント高いと思っています。

 

 ご飯をよりよく混ぜ終えることと、ピアノをよりよく弾けるようになることは、理論において同じものが潜んでいるのではないかと思うのです。

 __以下、この理論をゴハマーゼル=ピアノ理論と名付けます。

 

 ピアノで何か新しい曲を弾けるようになりたいとき、

 

  • 好きな曲を、とても簡単にした耳コピ(和音などは置いといて単音のみ)で弾く
  • 弾いていると落ち着けるような曲を選ぶ

 

 などは非常に重要なことだと考えています(正しいとは限りません)。これに加えて、もう一つ、一曲弾き終えるようになるにはどうしたらいいのか。

 

  コツコツとは言いますが、具体的に何があるのか?

 

 私の考えはこうです。

 

~全部を一気にやろうとするのではなく、部分ごとにやっていくこと~

 

 どの曲においてもピアノを弾く上で楽譜を使います。楽譜は、曲によって数は長さが異なります。一枚のものから、数枚、十数枚の長い曲まで。

 

 しかし、どの楽譜においても小節があります。どんなに長い曲でも、一つ一つの小さな小節からできています。

 

 そうです。楽譜という偉大な存在も、形になるまでには、小節というコツコツ一歩ずつの、小さなメロディーやベースから成り立っているのです。だったらその小さな、だけど偉大な存在である1小節と向き合うことこそが、重要なのではないかと思います。

 

 1小節と真剣に向き合って、誰よりも完璧にこの1小節は、「プロのどんなにうまい人よりも、プロ以上の素晴らしい弾き方ができる」という、小節はありますか? 

 ちなみに私にはありません。

 

 全部を一気にやろうとすると、「うっ」てなるかもしれません。だったら、今日一日、小さな小節、たった1小節。その1小節と向き合い、弾いてみるというのも、アリなのかもしれません。

 

 ゴハマーゼル=ピアノ理論に限らず、この世界にはコツコツという技法を用いて、道を切り開く分野は数えきれないほどあると思います。この、コツコツをどう生かすかが、人生をよりよく光りあるものにしていくかの第一歩につながるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日々、小さな新しいことにレッツトライ!

 創作することはもちろん、日々の生活の中において人それぞれに何かを成し遂げたい。あるいは、今できていないことがあるかもしれません。

 

 その時に大切なことは何なのか。考えてみたことを三つ書いてみます。

  1. 自分の望んでいることをに関して、新しいことをやってみる。
  2. とにかく簡単なことからやってみる。
  3. どんな工夫ができるか、日々考えてみる。

 とにかく、一日に一つでも、何か小さなことをやってみること。このことは、小さな奇跡が起こったことになるのと同義以上のものになるのではないかと思う。行動を起こすこと自体、とてもエネルギーのいることだからです。

 

行動する!

何かを創りたい!

目標に向かって、何かに取り組みたい!

わくわくする! 

新しいものを考えて、生み出す!

 

 このようなことを思ったら、とにかく行動することが大切であると考える。そのためには、まず自分の中で何を本気で望んでいるのか考えてみる。これがまず、何かのアクションを起こすうえでの第一歩であると思う。望んだものをリストアップしたら、望みリストに関係する、簡単なことから取り組んでみるといいのかもしれない。